今日も晴れ。

日常生活で私が感じること。

おじいちゃん

87歳。
2日前に入院した。


今日お見舞い行った帰りにお母さんから知らされた事実…
最初にした検査で肺に大きな腫瘍があることがわかったらしい。


癌の可能性が高いって。


金曜日にお見舞いひとりで行ったとき、痩せこけたおじいちゃんを見て涙が溢れた。


まだ生きてるのに泣くのはダメだと思って必死にこらえた。
おじいちゃん、まだ死なないでって。


ボケてないし、耳も聞こえてるし、あまり滑舌はよくないけど話もできる。


ご飯さえ食べられるようになったらまた元気におばあちゃんと暮らせるだろうと思ってた。
暮らしてほしいと思ってた。


でも今日行ったら、2日間何も食べてないから更に痩せこけていて喋るのも辛そうだった。


その姿を目にした妹は大泣き。


私はまた耐えた。


怒ってばかりで、おばあちゃんにも優しくなくて、わがままで、小さい頃はあまり好きじゃなかったけど、大きくなるにつれておじいちゃんが可愛がってくれてることに気づいてそう思ってた頃の自分の小ささに気づいた。


ここ数年、会うたびに細くなっていくおじいちゃんを心配しながらも、大丈夫やろ~って思って細いおじいちゃんの写真を撮ったりしてたけど
この前は撮ることもできず、ただただ涙こらえてお話することしかできなかった。


小さい頃よくうち来てたなぁ
とか
阪神淡路大震災の時はうちにいたんやで~
とか
よく事務所にも遊びに来てたなぁとか
めぐちゃん(妹)は毎回うち来たら泣いてたなぁ
とか


懐かしいなぁって話されて
でも、おじいちゃんとそんな話したことなかったから、そんな話できてよかったとか思ったらまた涙溢れてきて


今日も妹、私、お母さん、おばあちゃんでお見舞い行ったけど、こうやって今みんなでこんな話するのも今しかない本当に大切な時間で、そんな大切な時間をみんなで共有できたことがおじいちゃんへの恩返しというか


自分にとってもかけがえのない時間で、本当によかったと思う。


正直今めっちゃ辛い。
最近いいお話沢山いただいてて、私も頑張らないとって右肩上がりになるよう頑張ってたけど
今なんかそれどころじゃなくて。


今日別れ際おばあちゃんが
早く元気になって早く家にかえつて来てくださいね
待ってますよ
って言ってて


帰りの車で
入院初日おばあちゃんがずっと泣いてた話とか
夜毎日寂しいって言ってるっていう話とか
もぬけの殻状態っていう話を聞いて


どんなけイライラして、嫌なところがあるとはいえ
やっぱり何十年もふたりで支え合って生きてきたから寂しいんやなぁって
しかも、そう思える人に出会えたことは本当に幸せなことやなぁって


お母さんが話してて
一度でいいから最後にみんなで御馳走囲んで、おじいちゃんが食べられなくても、みんなで笑って同じ時間を過ごしたいなって想像して


それが実現することを強く願って


どうなるかはもう時間の問題やから、今はもう泣くことは辞めて頑張らないとって思います。


人生はいつ何が起こるか本当にわからない。
みんな口ではそう言うし、みんな自分はそんなことわかってると思って過ごしてる。


でもそんなことない。
大半の人はそんなこと本当にわかっていなくて、考えもしていない。


だって、生きてるから。
昨日も今日も、いきてるから。


だから実感なんて湧かないもん。


私も湧かなかった。
また会えるよとか、またできるよとか。


違う。
この瞬間は今しかなくて、戻っても来ないしやり直すこともできない。


どんなに悔やんでもどんなに泣きわめいても2度と過ぎた日々は戻ってこない。


ゆりはおじいちゃんが明日いなくなっても後悔しない…と思ったけど
『大好き』って言えてなかったや…
明日お見舞い行く弟に手紙持っていってもらおうかな。


おじいちゃん大好きだよ
おじいちゃんの大好きなもの、沢山用意するからさ。
また皆でお家で楽しく過ごそうね。
おばあちゃんのためにも諦めずに頑張ってね。
今まで本当にありがとう。
そしてこれからもよろしくね。


頑張ろ。
おじいちゃんにいい報告するためにも頑張ろ。
生でパフォーマンス観てもらえるように頑張ろ。
今ゆりができることはそれしかない。
涙が止まらなくてもとりあえず前に進む。


早く弟帰ってきてほしいな。
ひとりは辛い。


でもおばあちゃんもおじいちゃんも辛いんだよな。


でもきょうは大好きな人たちに会えたからそれでよかったです。


素直に自分の想いを伝えることをこれから実践していきます。
大好きな人には大好きって伝える。
それが伝えられてたら私は後悔しないな。


大好き。
大好きです。


それでは。

 

 

※文章読み返してないし、泣きわめきながら書いたから意味わからんかったらすみません。